GlobalGameJam 2020 Hakodate を開催しました！！！
みなさんこんにちは！
GlobalGameJam Hakodate Organizerのゆひです！
今回は初開催となったGGJ Hakodate会場の様子をお送りしたいと思います！
GlobalGameJamとは？
GlobalGameJam(以下GGJ)は世界中で同じ日に同じテーマでゲームを開発するイベントです。会場はここ函館以外にも札幌や東京そして世界各地で同時に開催されている世界最大のゲームジャムです！
GGJでは48時間という限られた時間の中でゲームを開発していきます。
テーマ
今回のテーマは”REPAIR”でした！
参加者はこのテーマに沿って48時間でゲームを作っていきます。
ゲストの簗瀬さんのレクチャー
今回、ゲストとしてUnityの簗瀬 洋平さんに来て頂きゲームジャムでの企画の立て方についてレクチャーをして頂きました！！
アイデアソン
簗瀬さんのレクチャーをもとに各チームアイデアソンを開始しました！
Unityさんからのノベルティの付箋を使いゲームのアイデアを張り出し、良いものに投票するという方法でアイデアを整理しています。
開発
アイデアソンが終わり、いよいよ長くて短い開発が始まります！
各チーム、開発に使用する技術を選定中...
タオルに取り付けられた謎の機械。実際に使ってみないとわからないのが怪しげなハードウェアの面白いところ
こちらは作曲作業。ただコードを書くのがゲームジャムではなく音楽や絵などその素材を作れる人はかなり重宝されます。
なんと！開発中にモンスターエナジーの差し入れが！！
開発にエナジードリンクは欠かせません！！！
作品
RepairShop
チーム名: Part-time warriors
右から流れてくる壊れたものを、適切なツールで修理(Repair)しようというゲームを制作した。
ゲーム開発エンジンUnityを使用したチーム。音楽素材なども自作しており、オリジナリティあふれるゲーム。
頭鍛冶
チーム名: 春から未来大生
加速度を計測できるセンサーを用いることで、頭を振って刀を叩くという体感ゲームを制作した。
ゲーム開発エンジンは同じくUnity。ソフトウェアだけでなくハードウェアも手掛けるGGJHak唯一のチームだった。
Repair it !
チーム名：ぬまるきー
軽快な音楽が流れる中で次々に修理を行っていくというミニゲーム集。
ゲーム開発にはProcessingを使用している。ゲーム内で用いられている音楽はsoundcloudで公開されている。要チェックだ。
THE JOURNEY OF KY
チーム名 : KYY
壊れた道を直してUnityちゃんを誘導するゲーム。Unityちゃんは自動で歩き、ジャンプもする。
グラフィックなどがとても綺麗で世界に引き込まれる。ゲーム開発エンジンは言わずもがなUnity。
final bond
チーム名 : アット3
ひび割れて壊れていく地球を宇宙船から発射したボンドで修復していくゲーム。
実は裏モードが存在する。ゲーム開発エンジンはUnity。unityroomでも楽しめる。
unityroom.com
globalgamejam.org
rebUilDON
チーム名:うどんファクトリー
うどん県である香川へ人を呼び込むうどんの橋を立てるゲーム。橋を立てるには独自ポイントUDON(うどん)を消費する。
人々は自動で道を認識して最適に動いていく。ゲーム開発エンジンはUnity。
どきっとbugFix
チーム名:miskatonic-ai
受験期を迎えた主人公、あろうことか女の子を好きになってしまう。
恋が成就しないように選択肢を選んで志望校に合格しよう！
Processingで開発されている。
High - speed MAX repairing -end century-
チーム名:FUGU
はこだて未来大学のゲーム開発サークルであるFUGUに所属している人たちの作品。
ヒャッハーな見た目の人に体当たりをして真人間にすることで世直しを実行する。
ゲームエンジンはUnityを使用。爽快なエフェクトとラストの展開が面白いゲーム
FFXLV
チーム名:Unity完全に理解したマン
直すといえばテレビ！45°で叩くと直る！！
そんなコンセプトで開発された本作。なんでも45°でチョップして直そう！
間違えた角度で叩くと.....
ゲームエンジンにはもちろんUnityを使用。
遊ぶ
開発したゲームはデモの発表だけでは終わりません！
遊ばなければ意味がないですよね？？
発表会が終わるとすぐに試遊会へ早変わり。
加速度センサーをつけたタオルを頭に巻いてヘドバンする。
意外と難しい
棒人間のパーツを絵に合わせるゲームをプレイしている図
関節が上手くあわない
こちらはチームFUGUの世紀末ゲーム
モヒカン姿のヒャッハーを粛清していくのはとても爽快
開催の経緯
昨年、バイト先の会社経由でGGJ Sapporoにスタッフとして参加しました。
札幌会場のスタッフはとても楽しかったのですが、その時既に函館の大学への進学が決まっていたため。来年度もスタッフをやるのは難しい...
そこで生まれたのがこのGGJ Hakodateです！！(完全に自分の願望)
まず、事前に情報共有のためDiscordのサーバーを建て、チームビルディングもそこで行ってもらう形にしました！
夏に開催したPre-GGJの反省を活かし、確実にDiscordサーバーでコミュニケーションが取れる状態にできたのは大きな成果だったと思います。
今回新たに行ったことをまとめます！
・外国人（留学生）向けに運営からは英語でもアナウンス
・翻訳botを導入し、参加者の発言を自動で翻訳できるようにした
・チームごとにロールを作成し、チームに向けてメンションを行えるようにした
→GGJ本家サイトへの登録作業などが発生する都合上、まだ登録できていないチームに向けてアナウンスするタイミングが何度もあった。
以上の点を実行した結果
参加者アンケートの回答ではDiscordサーバーでのコミュニケーションはけっこう評判が良かったです！
来年度以降も同様に続けていける仕組みができたのでとても良かったです。
スポンサー
今回、(株)アクロクレイン様と(株)クレスコ様にスポンサーをして頂きました！
当初、スポンサーを募集するつもりはなかったのですがスポンサーをつけたお陰で参加者へのお弁当配布や参加費を無料にすることが可能になりました！
スポンサー企業様のお陰で参加者に取ってより満足度の高いイベントになったと思います！この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました！
株式会社アクロクレインさんのホームページはこちら
www.acrocrane.com
株式会社クレスコさんのホームページはこちら
振り返って
初開催にも関わらず29名もの参加者に集まって頂き大盛況のうちに幕を下ろすことができました！
今回無事開催できたのは、スポンサーをしていただいたアクロクレイン様,クレスコ様,開催に際してご協力して下さったはこだて未来大学の先生方をはじめ、様々な方のご協力あって成り立ったゲームジャムだったと思います。
改めて御礼申し上げます。ありがとうございました！！
また、3/14に はこだてみらい館で行われるUnity作品発表会にてGGJでの作品をいくつか展示する予定です！
奮ってご参加ください！！
おまけ
今回の飯テロ一覧です。
ご査収下さい。
＜おわり＞
